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西宮市はボランティアの窓口を人事部とした
■ボランティア活動の仕分け作業
ボランティアのための職安機能
・救援物資に大量の人手
・避難所にすぐに入れるボランティア
・水道・交通等への補助作業
・移動のための足の提供
・行政機能の人手の補充
・ボランティア同士の連絡
・市内一円の情報収集
・行政職員にできない調査作業
■行政のサポート部隊と被災者ケア部隊の2極化
行政=救援物資・輸送・情報連絡・行政各部署等大量動員
被災者=避難所・全半壊家屋・救助・医療等大量分散
■広域登録ボランティア制度の必要性
・無目的のボランティアの整理
・ボランティア活動の秩序
・政治・宗教・営業活動の防御
・ボランティアの安全管理
■ボランティアの傷害保険(行政の責任)
西宮市は500人/日対応の『余震付きボランティア保険』を8日目に掛ける
準記名式(NVNへの登録)
自治体が不特定個人ボランティアの保険を負担することの是非については、慎重な判断が必要であり、自治体が負担することによっての弊害もあることを考えるべき
■ボランティアの証明書発行
9日目からNVNが申請して総務局が発行
ボランティアが独自に企業等に救援を依頼できるパソコン11台・単車18台・FAX250台・ワープロ3台・自転車2台・阪急電車無料乗車
失業保険の認定・高校生が公休扱い・大学の単位
■ボランティアの食事
5日目は自力でもつ。それ以後は救援物資を当てる。
25日目から自炊開始し、食料・燃料を市から提供される。
■ボランティアの寝所
当日から市役所が提供・救援物資の活用を認める。(場所は適時空地・スペース)
地下1階職員食堂と市議会・市内の公的施設を使用(600人/日)
■ボランティアの持ち込み物資は2週間が限度
行政物資の開放を認めると同時に、救援物資をボランティアに任せる。

 

 

 

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